関節リウマチとは、身体のあちこちの関節が痛んだり、腫れたりする病気です。
進行すると、関節が変形してしまいます。原因は不明ですが、免疫(細菌などから身体をまもるシステム)の異常、遺伝子の異常、ウイルスや細菌感染などが組み合わさって起こるのではないかと考えられています。
全身の関節に炎症をきたし、進行性の関節破壊により日常生活ができなくなり、内臓病変を合併すれば生命予後の悪化につながります。しかし、関節リウマチの治療については、近年、疼痛の軽減から骨関節破壊の防止へと劇的な変化をみせ、治らない病気から治る病気へと変わってきています。早期診断し治療をしていけば骨関節破壊の防止につながります。(これをTtoT:Treat to targetと言います)